イタリアお役立ち情報
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イタリア共通
フェラーリ列車 「イタロ(italo)」
「イタロ(Italo)」は2012年4月に運行を開始した高速列車で、フェラーリ兼フィアットの会長、トッズやセリエAの会長ら4人の企業家が共同出資し、列車も赤く塗装されることから”高速列車のフェラーリ”とも呼ばれています。
車体デザインはフェラーリのデザインも手がける「ジョルジェット・フェジャーロ」、インテリアは「ステファロ・ボエリ」、ソファは「フラウレザー」を使用するなど、イタリアブランドの粋が結実した高速列車です。
駅には専用のカウンターや自動券売機があり、質問などは英語で対応してもらえます。
深紅の車体はインパクトが強く、これからの旅に期待が持てます。
車両の入口には電光掲示があり、行先や途中停車駅も表示されていて分かりやすいです。
イタロは11両編成で、カテゴリーは上位から「クラブ(Club)」「プリマ(Prima)」「スマート(Smart)」の3つです。
Clubには4人用の個室「Clubsweet」が2室、1両が映画専用の「Smart Cinema」という構成です。
こちらが1等にあたる「プリマ(Prima)」です。2席-1席の3列で、とてもゆったりしています。
座席は日本のグリーン車などにある重厚感のあるようなものではなく、すっきりしたデザインですね。新聞やウェルカムドリンク、スナックのサービスがあります。
食堂車やBAR設備などはありませんが、クラブクラスやプリマクラスでは、イタロボックスと呼ばれる軽食が購入可能。また車内には、軽食やドリンクの自動販売機も設置されています。
全席にコンセントが用意されているので、スマホ、PC、デジカメなど充電も可能です。(変換プラグは付いていないので、お忘れなく。)
なおWi-Fiによるインターネット接続サービスが、車内のどこででも無料で利用可能となっています。
大きな荷物はデッキにある荷物スペースに置いておくこともできます。コイン式で鍵もかかりますので、安心です。
こちらは2等・普通車にあたる「スマート(Smart)」です。こちらもすっきりしたデザインで、列車の旅も楽しめそうです。
ローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノ、ナポリといった主要都市の他、サレルノ、トリノなどにも運行網を広げ、今やイタリア列車の顔ともなっている人気列車。
ご旅行の際にはイタリアの”ブランド列車”を、ぜひお試しください!
2016.02更新