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ギリシャを代表する世界遺産アクロポリス。

アクロポリスとは、ギリシャ語で「上の都市」を意味する古代の聖域で、
高さ約70メートル、全周約800メートルの石灰岩の丘の上にある断崖絶壁に囲まれた遺跡です。

紀元前5世紀ごろにはパルテノン神殿をはじめとする壮麗な建物が次々と完成し、
数世紀にわたってアクロポリスは聖なる地として信仰を集めました。
その後、他宗教国家の侵入により荒廃が進みましたが、
19世紀ころから再び復元されはじめ、今でも修復作業が続いています。

アクロポリスへの入り口は丘の西側1か所のみ。
他の三方はすべて崖になっており、その姿はまさに「天然の要塞」。
前門をくぐるとパルテノン神殿をはじめ、アテナ・ニケ神殿、エレクティオン神殿などの遺跡が目前に広がります。

アクロポリスで一番有名な遺跡は、
古代ギリシャ文明の栄光の象徴となっているパルテノン神殿で、
ドリス式建築の傑作と謳われています。 

丘の東側には展望台もあり、眼下にはアテネの街が広がります。
撮影スポットとしても大変人気です。